建築コース必修授業である「構造計画・構造設計」は、基本的には座学ですが10回目以降からは演習の要素を含めた授業を行っていきます。
今回ご紹介するのは橋の構造模型実験です。どのようなものかというと、2mm角のヒノキ角棒+αで自作した橋の模型が、どのくらいの力に耐えられるかという耐荷重実験を行うというものです。
(いろいろな形の橋の模型が大集合します)
50cm離れた足場に模型を架け、下からゆっくり引っ張って壊れるまでの最大荷重が何gか手ばかりで計測します。
形の違いによってさまざまな壊れ方をするのが見ていて楽しいところです。
今年は去年を上回り、約6kgまで耐えられた模型がありました。構造の理解が深く、荷重がかかるとどこにどのような変形を及ぼすかを考察しながら作られた模型だったように思います。(写真は撮れませんでしたが。。)
計測の仕方が去年と少し違うので改良の余地ありではありましたが、学生たちの記憶に残る面白い授業で合ったことを願います。
文:竹島