授業前に友人がグラフィックを手掛ける東京大学生産技術研究所「山中研究室」の展覧会を観に代々木上原までフミ散歩。正に「未来をつくる研究」。沢山の刺激とビジュアルデザインの可能性のヒントを頂きました。
山中研究室最終展示
山中研究室は、2008年に慶應義塾大学SFCで始まり、2013年からはここ、東京大学生産技術研究所で活動してきました。
さまざまな研究を進めてきましたが、東京大学教授の退職に伴い、2022年が最終年度となりました。一般的には最終講義で締めくくりますが、 山中俊治と山中研究室は最後も展示を行います。
本展では、いつも研究の始まりにあった山中のスケッチの原画と、それらに導かれた多くのプロトタイプが並びます。
同時に展示するのは、卒業生たちの現在の活動です。幅広い分野に飛び立った彼ら彼女らは、いま多様なクリエイションの現場にいます。
先端技術に形を与えたスケッチ、未知なる価値を体験できるプロトタイプ、そしてこれからの時代を生きる卒業生たちの活動。
それらすべてを、未来を描くための「原画」と位置付けます。
科学と芸術の狭間で、人とテクノロジーの節点を考え続けた、山中研究室の15年間。
私たちの未来の原画とともに、終わらない明日を考える時間にしませんか。
会期:2022年11月17日(木)– 12月4日(日)
開館時間:平日15:00-19:00 土日祝11:00-19:00
閉館日:月曜日
入場料:無料 ※土日祝は要予約
場所:東京大学生産技術研究所S棟
主催:東京大学山中研究室
グラフィックデザイン:岡本健デザイン事務所
会場構成:藤咲 潤
テキスト/企画協力:角尾 舞
運営協力:高橋鴻介、神山由似
アクセス:〒153-8505 東京都目黒区駒場4-6-1
東京大学駒場リサーチキャンパス S棟 1階
※展覧会情報は山中研究室ホームページより抜粋して掲載させて頂いています。