本館より徒歩5分ほどのギャラリーにて、先週末から開催されている展覧会を観にカミ散歩。色とりどりの「花」が咲き乱れておりました。色のついた「花」を観に、是非とも現場に足を運んであげて下さい。詳しくは「バ7」まで。
本展は、共立女子大学 建築・デザイン学部 建築・デザイン学科 デザインコース グラフィックデザイン分野所属の二年生が、自主的に取り組んだデザイン作品を外部に向けて発信する事を目的とした展覧会です。
発信の場を、大学近隣のギャラリーとすることで、我が街「神保町」の活性化につながる事も願っています。
また、学生達がいくつかのグループに分かれ、展覧会の企画・運営をすることで、共立リーダーシップ※が目指す「他者と協働して目標達成を目指す力」を身につけ、実践的に学ぶことを意図とした教育活動の一貫でもあります。
教員・助手のサポートも少々ありますが、主体的に動いたのは学生達です。展覧会のための作品制作の他、ギャラリー担当者との交渉・打ち合わせ、フライヤー制作・SNSによる発信などの広報活動、展示空間の設計・設営、スケジュール管理など、学生達はそれぞれが役割を担い、一人では実現できない貴重なグループワークを体験する事となりました。
さらに、自身の作品を通して社会との関係を考察し、グループワークにおいて自身の強みを新たに発見したり、自身が学ぶデザインが社会に対してどのような可能性を持っているかを考える良い機会にもなりました。
同じ色はひとつと無い、若い彼女達の無限の可能性を楽しんで頂けますと幸いです。
グラフィックデザイン分野
教員・助手一同
※ 本学は“リーダーシップの共立”を掲げ、全ての教育活動の根底にリーダーシップ開発・育成を置いています。
「リーダーシップ」は本学の伝統に根ざしています。建学の精神「女性の自立と自活」の「自立」は、自分を理解し率先して自分を動かしていくというリーダーシップの根源です。
校訓「誠実・勤勉・友愛」の「友愛」は、リーダーシップの相互支援の概念と通じています。そのため、本学の育成する「リーダーシップ」を「共立リーダーシップ」とし、みずからを恃たのみ「自立」し、「友愛」により他者と協働して目標達成を目指す力と定義しています。