萩生田ゼミ活動3~4回め

 5/10~11に講義と学外授業を行いました!

 まず5/10回は萩生田先生による木のレクチャーと、学生のグループ活動での研究テーマ決めを行いました。
 レクチャーでは、木造建築の構造や、木の性質、有名な木造建築物の紹介、そして昔から現在にかけて、木造建築がどのように扱われてきたのかを学びました。

 研究テーマ決めでは、9個の研究テーマからそれぞれ好きなものを選び、3〜4人のグループを組みました。1周目は「竹」「スタジアム」「中大規模木造」「古建築」についてそれぞれ調べ、1グループ20分ほどの発表を行います。調査の際には、「必ず書籍から情報を得ること。」というルールがあります。いつもインターネットばかりに頼っている私たちからすると、本を使うというのはかなり新鮮で、意外と難しいルールです。グループが決まると早速研究室で本探しを始めました。テーマによって本がすぐ見つかるグループもあれば、全く本が見つからないというグループもあります。各々地域の図書館や古本市を巡りながら情報を集めて発表の準備を行っています。来週は「竹」と「スタジアム」のグループが発表を行います。 

 次に5/11の学外授業では、建築倉庫で行われている「感覚する構造(後期)法隆寺から宇宙まで」の見学と、都内の建築巡りをしました。

 whatmuseum「感覚する構造」では模型を観察したり、触れる展示品を体験して驚いたりと楽しそうに見て回っていました。個人的にフグの剥製が置いてあったブースが独特で目を惹かれました。それから残念ながら萩生田先生のインタビューが館内のテレビで流れていると小耳にしたのですが、終ぞ見つけられませんでした。

 その後は東京国際フォーラム、虎屋赤坂、紀尾井清堂、上智大学15号館の計5箇所を見学しに行きました。

 東京国際フォーラムと紀尾井清堂は見れる場所に制限がありましたが、先生の解説とクイズを交えた説明があり面白かったです。虎屋赤坂ではお店だけではなく展示物まで建物内に収容されていたので建築として楽しんだ他にお買い物をしたり、和菓子の元となる家紋を知ることが出来ました!

 上智大学15号館では当時想定していた計画とは異なり、環境に基づいた東京の都市では珍しい木造にしたという裏話を聞きました。短時間ではありましたが、それぞれの場所でみんな思い思いに建物について話したり、写真を撮って記録を残したりしていました!

 最後は希望者のみで懇親会を行いゼミのメンバーで仲を深め合うことができました。