フミ3ぽ

今年2月に急逝した親しい友人の参加する展覧会を観に千葉県市原市までフミ散歩。五井駅より久しぶりの小湊鉄道に揺られながら彼との記憶を振り返る。そして作品と対話する事で、明らかに彼の存在をその場に感じ取る事が出来とても嬉しかった。「話せて良かった」。改めて「何者かをカタチに残せる仕事」に感謝。「表現をできる」は何時迄も当たり前ではない事を肝に銘じ、彼に恥ずかしくない仕事を少しでも残そうと誓った処暑。

市原湖畔美術館開館10周年記念展

「湖の秘密-川は湖になった」

2023.07.15.SAT. – 2023.09.24.SUN.

市原湖畔美術館
〒290-0554 千葉県市原市不入 75-1

8人のアーティストが解き明かす、土地の記憶と風景

原湖畔美術館がそのほとりに建つ高滝湖。その底には、ダムの建設とともに沈んだ 110 戸の村の記憶が眠っています。市原市を南北に縦断し東京湾に注ぐ養老川は、「母なる川」として親しまれ、時に「暴れ川」として多大な被害をもたらしながら、豊かな土壌と独特の景観、生活文化を生み出しました。
 本展は、養老川と高滝湖をめぐる地域の歴史、地勢、民俗を掘り下げ、土地をひとつの発想の源として、絵画、写真、映像、彫刻、インスタレーション、パフォーマンス、さまざまなメディアの 8 人のアーティストたちが美術館内外の空間に” サイトスペシフィック “ともいうべき作品を展開する展覧会です。アーティストの想像力と土地の力の化学反応により不可視の風景が現出し、新たな物語が始まります。

出展作家:岩崎貴宏/大岩オスカール/尾崎悟/加藤清市/菊地良太/南条嘉毅/松隈健太朗/椋本真理子


※展覧会情報などは市原湖畔美術館のHPより抜粋させて頂いています。