時間が空きましたが、後期に行った「BOOK MEETS NEXT 2024 共立女子大学トークイベント」の報告です。
11月21日に共立女子大学 2号館コミュニケーションギャラリーにて、BOOK MEET NEXT2024のTOKYO BOOK NIGHTイベントベストセラー「5分後に意外な結末」シリーズは、どうやってつくってるの?」が開催されました。
このイベントは、建築・デザイン学部デザインコースのグラフィック分野2年次必修科目「グラフィック演習Ⅱ」の履修学生が主にイベント運営を行いました。

ベストセラー「5分後に意外な結末シリーズ」を手掛けられている、Gakken コンテンツ戦略マイスターの目黒哲也さん、イラストレーターのusiさんをゲストにお招きして、「5分後に意外な結末」シリーズにまつわるお話をお聞きしました。
「5分後に意外な結末シリーズ」は、今年、小中高生が読んだ本ランキングで小学女子:2位、中学男子:3位、中学女子:3位、高校女子:9位にランクインしており、また新規に「高校生女子」のカテゴリーでランクインをしています。(2024年11月05日 読売新聞)
イベントは、建築・デザイン学部 田中裕子教授がMCを務められ、学生から集まった質問を中心に1部は進められました。usiさんの貴重なイラストのラフを見せていただきながら、表紙完成までのやり取りや裏話からお二人の大学生時代の過ごし方などお話いただきました。
続いて2部では、「グラフィック演習Ⅱ」で制作したブックカバーデザイン作品を目黒さん、usiさんに講評いただきました。イベント開催にあたり、今回の課題図書の選出は目黒さんにしていただきました。

お二人には全作品を事前に見ていただき、6名の作品が講評会に選ばれました。学生の作品で良かったところ、足りなかったところを踏まえ、ブックカバーデザインの制作のプロセスについてお話いただきました。
今回はブックカバーデザインの知識やテクニックについて知ることができる貴重な機会であり、出版業界に興味を持っている学生達にとって大きな刺激となるイベントとなりました。
グラフィックデザイン研究室
担当教員:田中裕子
担当助手:田中亜美