フミ3ぽ

猛暑の中、友人の個展を観に外苑前までフミ散歩。国内外で数多くのパブリックアートを手がけている作者の日々の「Paper Drawings」。いい意味での「脱力感」がかもし出す、とっても心地よい空間でした。オススメ!明日まで。

高須賀昌志展 PAPER DRAWINGS -佇まい-のありかた

2022年7月26日(火)ー8月5日(金)※7月31日(日)休廊 
10:00-17:30(最終日 15:00まで)

オリエアート・ギャラリーでは、高須賀昌志による個展を開催します。
高須賀昌志はこれまでに国内外で数多くのパブリックアートを手がけています。人々の多様な思いを造形する中で、その本質を「言葉をかたちに翻訳する」ことと語ります。人の思いや考えは言葉の集合体であり、それらを視覚表現に置き換えること、つまり言葉をかたちや色に翻訳することで物事の核心を浮かび上がらせます。
 近年は造形の骨格を「花」に求め、抽象化を通して花の根源的な姿を捉えようと試みます。色彩や細部を捨象する抽象化を経て表象された作品の姿を高須賀は「佇まい」と表現します。
 本展では、花をモティーフに「美しい佇まい」とは何かを考えることを試み、長年探求する「佇まい」をテーマに35点以上の作品をご紹介します。自身が「Paper Drawings」と呼ぶ紙製マケットや石膏ボードによるドローイングを中心に、大理石やテラコッタによる小彫刻、木版画など、様々なアプローチによる「佇まい」の探求を展示します。本棚に収められた作品はさながら「佇まいの標本」のような趣です。花のもつ華やかな色彩要素は抑え、姿かたちに焦点を当てることで造形芸術の本質に迫ります。高須賀の花々が醸し出す静かで凛とした美しい空間をぜひお楽しみください。

高須賀昌志 Masashi TAKASUKA
 
1965年生まれ。1992年東京藝術大学大学院 修了。これまで国内外においてパブリックアートを数多く設置。代表作には「SANJIN」東京ミッドタウン・檜町公園、「家族の肖像」東武東上線ふじみ野駅前ロータリー、「The Flowers of KOBE」神戸第一突堤、「むすぶかたち」MFLPロジステックパーク(船橋)などがある。近年は「空港鋳夢」寧波地下鉄2号線・中国、「無限輪」麗晶花園廣場・台湾など、海外で大規模プロジェクトにおいて作品を多数制作。現在、埼玉大学教授。2014年より環境芸術学会会長を務める。

株式会社 織絵/オリエ アート・ギャラリー

〒107-0061東京都港区北青山2丁目9番16号AAビル1階
Phone:03-5772-5801 Facsimile:03-5772-5803
Open:10:00~18:30(土曜・日曜・祝日休み)

電車でお越しの場合東京メトロ銀座線【外苑前】駅下車【北口3番出口】より
道路を横断し右方向、酒店を左折、右側の6軒目。お車でお越しの場合外苑西通りをご利用下さい。
※駐車スペース有り
※スタジアム通りからは一方通行のため進入出来ません。

【ご来廊時のお願い】
*発熱、頭痛、咳、倦怠感など体調のすぐれないお客様はご来廊をお控えいただくようお願い致します。
*マスクのご着用をお願い致します。
またご来廊時には入口にて手指のアルコール消毒にご協力いただくようお願いしております。
*万が一関係者などから新型コロナウイルス感染症の発症があった場合、連絡を差し上げられるよう、会場受付の来場者名簿へご連絡先の記入をお願い致します。
*ギャラリー内ではなるべくお静かに鑑賞ください。
*混雑が発生した場合は、入場制限をすることがございますのでご了承ください。
また室内換気のため、常時ドアを開放しております。スタッフは毎日必ず検温を含む健康チェックを行い、手洗い、消毒液による殺菌をこまめに行なっております。予防対策としてマスクを着用しご対応させていただきます。
何卒ご理解ご了承くださいますようお願い申し上げます。