堀ゼミ建築旅行 -広島編①-

季節はすっかり秋ですが堀ゼミ夏の活動報告です。

堀ゼミでは長期休暇を利用し、ゼミ生が、いま見たい建築!を見に行きます。
北は北海道、南は沖縄までたくさんの候補地の中からことしは広島に行ってきました。

2泊3日で巡った建築をご紹介したいと思います。

1日目まず訪れたのは「広島市環境局中工場

設計は、谷口吉生さん。「ニューヨーク近代美術館(MoMA)」や「葛西臨海公園 クリスタルビュー」など国内外の多くの美術館や博物館を手がけてきたことで知られる建築家です。

ゴミ焼却は施設内を見せないようにすることが一般的ですが、ここでは生活に必要とされる施設としての価値を高めるために、外部は意図的に工場をそのまま表現し、内部に公共的な空間がつくられていています。ガラス張りの空間では焼却装置を見ることができます。

精巧な模型でも工場の内部を知ることができます。

エコリアム(アトリウムとエコロジーを合わせた名前で呼ばれている)を抜けて導かれるように海側へ。

普段遠ざけられた焼却場の内部を眺めることで〝ごみ〟について自然と考えさせられます。訪れる人に気づきを与えてくれることを含め、とても美しい清掃工場です。

続いての目的地へ向かうためフェリーで移動。

見えてきました。「 厳島神社


現在の大鳥居は1875年の建立から140年以上が経過。損傷や老朽化が進んだため、令和元年から大規模な保存修理工事が行われている最中です。終了時期は未定。足場に囲われた鳥居を見られる貴重な時間です。

鳥居と記念撮影です。

そして島内にある豊国神社へ。
1587年に豊臣秀吉が戦死した者を弔うために建てた経堂で島内では最も大きな建物。畳875枚分( ! )もの広さがあるために千畳閣と呼ばれています。建設は豊臣秀吉の死により中断されたため未完成の建物だそう。むき出しのずっしりした構造材にグッときます。

完成したらどんな建物になったのでしょうか。未完成な空間はとても開放的で心地よく思えました。

そんなこんなで1日目はあっという間に終了です。

帰りのフェリーでは綺麗な夕日が見れました。
台風が接近していましたがどうやら晴れ女がいるようです。それとも徹夜明けで乗り込んだ新幹線の中、最後まで粘ったみんなの頑張りのおかげかな。(広島へ向かった日はコンペの提出締切日。)




建築設計研究室 藤田