萩生田ゼミ2024 研究発表 第2回め

 今回のゼミは、前回の発表に引き続き木造古建築と中大規模木造の班が発表を行いました。

発表を行い、その後に発表を聞いていた人たちが質問をしていく流れで進みました。  

 古建築の班は、事例をもとに寺社仏閣、塔、城郭などの古建築の説明や、修理、改修についての話、その問題点について説明をしました。質問としては主に建物の名称についてが多かった印象です。古建築は伝統的技術がたくさん詰まっており、それぞれに名前がついています。私たちからしたら初めて聞くような名称が多く、そのことについての質問がたくさん出ました。

 中大規模木造の班は、木材の話から始まり、中大規模木造の事例や技術、問題点と、提案について説明を行いました。事例の中にあった木造の駅と、金物を使わないストローグ構法についての説明が印象的でした。質問では、ストローグ構法についてや、木材の違いについてが出てきました。

 今回で4つの班全ての発表が行われましたが、どの班もしっかりと調べることができ、書籍を使って調べたり、発表を聞くことによって新しい知識を得ることができました。今回の発表に対して出てきた質問については、またそれぞれが調べ再び発表を行います。

  来週からはサマーセミナーに向けて、2班に分かれてそれぞれがストラクチュラルアートを作るための話し合いが始まります!

文:浅見 編集:竹島