昨年紹介した「TSUMIKInoMACHIトイタウン浦和」の1区工事から約1年。
現在、堀研究室では4年生が中心となり2区工事10棟のデザイン監修をしています。
1区工事のデザインを継承しつつ
街と暮らしに個性と家族の色が溢れ出ることを願い
新たなテーマとして「十人十色」を掲げました。
ところで皆さんは「ヌック」という言葉を聞いたことがありますか。
元々はスコットランド語で暖炉の前の腰掛け(心地の良い場所)を指すingle neukが派生した言葉でこぢんまりとして居心地の良い空間を表します。
今回の設計では個性が溢れ出すデザインとして
それぞれの住戸にヌックを設けています。
住む人の暮らし方を具体的にイメージし設けた
個性的なヌックは外部に面して設けられており
同じ街に暮らす互いの気配を感じる心地の良さがあります。
ヨガ、ガーデニング、料理、子供の遊び場 … などなどヌックに性格を考えます。
TSUMIKInoMACHIに新たなピース「ヌック」が加わりました。
TSUMIKInoMACHIトイタウン浦和2区 イメージパース
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5月半ばにはグランディハウスの営業部の皆様に
今回のプロジェクトのプレゼンを行いました。
4年生10名で協力してプレゼンの日を迎えました。
計画概要を説明の後、街並みのデザインは模型でプレゼン。
模型はイメージを伝えやすく、より具体的な質問をいただくことができました。
現在は順次着工し竣工を楽しみに待っています。
竣工の際にはこだわりのインテリアや外構の計画をご紹介したいと思います。
おたのしみに。
建築設計研究室 2023.8