とある4月の卒業制作の授業。(遅ばせながらレポートです)
この日は照明デザイナーの廣木花織さんをお迎えして講評会を行いました。

発表した作品は、昨年のインテリアデザイン演習4で取り組んだ課題。
世田谷線松陰神社前駅にフォーラムを設計するというものです。
まずは学生が発表をし、その後廣木さんと一緒に
空間を引き立たせる照明の当て方を考えてみます。


こちらは植栽に照明をあて込んでいる様子。
設計のメインテーマに設定した“植物”が光と影で表現されより印象的な空間を演出されています。


「面白そうな照明器具を見つけるとつい買ってしまいます。」とお話しされていた廣木さん。
設計に合わせてさまざまな照明装置が飛び出します。
その様子に学生も興味津々です。

同じ空間・設計でも照明の当て方でガラッと印象が変わりますね。
こちらはサインが書かれた大きな壁面へのあて込み。
電車の中から大きなサインが見えたら目を惹きますね。素敵です。



今回は照明にフォーカスしたいつもとは少し視点の異なる講評会。
空間は複合的な要素で出来上がることを改めて実感する時間でした。
卒業制作でも様々な視点を持ち設計を楽しんでください。
建築設計研究室 藤田