石田ゼミでは今年も世界遺産のまち岩手県平泉町をはじめ一関、奥州市の水沢・江刺を訪問し、漆・箪笥・彫金・南部鉄器など伝統工芸の工房でモノづくりにチャレンジして来ました。今年は例年とは違いオリジナルのデザインを制作することに。
事前にスケッチなどをオンラインで相談しながら訪問時に実制作させていただきました。
学生が3チームに分かれそれぞれテーマを決めてデザインを行い、岩谷堂箪笥の木工と彫金、秀衡塗りの技術を学び、3つの伝統技術が一つにまとまった世界に一つだけのオリジナルトレイです。
時間がギリギリでかなりタイトなスケジュールでしたが、前沢牛やお餅などのご馳走もたくさん頂いた楽しい学びの旅でした。
*今回は岩手県県南広域振興局とまちづくり協力隊のご協力も頂いて、マイクロバスなどで地域間の移動をフォローしていただきました。ありがとうございました。
2023年の様子はこちら
2022年の様子はこちら
2021年の様子はこちら

ものを入れて包むと岩谷堂箪笥や南部鉄器のような意匠になります、すごい!

相談の中から新しいアイデアもどんどん生まれます。
そしていよいよ新幹線で出発です!



夜は秀衡塗翁知屋さんのキッチンスタジオで歓迎の料理をいただきます。佐々木優弥さんありがとう!



2日目は夜のうちに降った雨も晴れ、快晴のスタート!水沢では綺麗な虹がお出迎えしてくれました





南部鉄器工房が集まる水沢羽田町からほど近い岩谷堂箪笥が集まる江刺地区に向かいます







3日目最終日です、今日もいい天気!


まずは秀衡塗の歴史や漆の工程などを学び、伝統工芸を生業にしながらも新しいことにチャレンジしている姿勢も学びました








そして3週間後、漆も乾き、彫金も完成した作品たちが大学に届きました!チームごとに魅力あるトレイが出来ました お世話になった皆さんありがとうございました!

後期「接遇の会」は1月31日に行います。会の内容はまたケンデバでご報告しますね! 石田