春に工場見学をしてから4ヶ月が過ぎました。日本についてのリサーチなどを経て、紙模型や作図を繰り返し、それぞれの「日本を贈る」が形になってきました。まずは初期のサンプルから石田が報告します。
今までの演習のように1から10まで自分で作っていくのではなく、プロのデザイナーのように実製作を外注する場合はごまかしが効きません。非常に難しく貴重な経験だということを実感します。そしてコミュニケーションのスキルが問われます。やりたいデザインを人に伝えるってすごく難しい。。。
これまでの進捗状況はこちら
桜の花がモチーフのカードスタンド 水引きデザインの小物入れ
四季の特徴をお菓子作りの道具に 幾何学を使ったアクセサリー
波紋柄の歯ブラシスタンド 花柄のかわいいおろし金
青海波など日本の柄の蝋燭スタンド 刀のしおり
1st サンプルを受けて、修正点などをさらに詰め工場に伝わるようにより具体的な指示書を作成します。それぞれが紙模型の写真なども添えながら意思のズレがないように細かく指示します。
レーザーカットのためのイラストレーターデータも併せて送ります。コンピューター制御されているのでいい加減な線では間違ったものが出来てしまいます。細心の注意を払いながらデータ作成を行なって行きます。
8月6日から始まる学外展に向けた最終作品が上がってきました!
かねよしさんで加工した後、新光ステンレス研磨さんに仕上げも行なって頂いたのでクオリティが凄すぎます!丁寧に梱包された中から自分のデザインしたものが現れると「わぁ!」と思わず歓喜の声が上がります。
全員の作品をみんなで鑑賞し、意見を出し合います。更にいい作品にするアイデアが生まれ、3月に向けて更に進化させて行きます。
小さな刀を持ってハイポーズ!
来週から始まる学外展で展示します。是非本物を見にきてください!
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