接遇の会(後期)-旅した食卓-

少し時間が空きましたが、1月31日に行った後期の接遇の会のご報告です。

石田ゼミでは地域のモノづくりとコラボしながら素材や技術を学び、全員でテーマを決めグループで作品を制作してきました。前期は川口まちこうばのみなさんと金属作品を、山中湖陶芸倶楽部さんと陶器の器を、夏は旭川の木工を、そして後期は岩手県の伝統工芸の漆と箪笥と彫金を学び、オリジナルの作品を制作しました。1年間通して完成したすべての作品を使って、お世話になった方々をお招きして感謝を伝え、作品制作の振り返りやおもてなしをする後期の接遇の会は大盛況でした!

岩手での制作風景はこちら
前期の接遇の会の様子はこちら

後期のテーマは「旅した食卓」。前期は「世界を旅する」をテーマとしたので、その旅で得た食の豊かさを和風にアレンジするという設定でのおもてなしです!気球も無事に日本に帰ってきました。
後期の岩手県平泉地区の伝統工芸で制作した木製トレイは、デザイン段階からオンラインで職人の方々と打合せ、ふき漆が塗られた箪笥の端材を3つのグループごとのテーマでオリジナルデザインに仕上げ、和紙に光をあてて金屏風のように見立てた背景演出です。
さて、接遇の会当日の食の準備チームの様子です。お赤飯と白米で紅白のおむすびを量産しています♪
お豆腐のカプレーゼ、白玉団子も見えますね、お腹が減りました。
盛り付けもグループの個性が出ています。箪笥の引き出しモチーフの班は引き出しを持ち上げるとスイーツが現れます。階段状の演出班はパンや白玉団子の美しいディスプレイ。菱形のトレイ班は米粉シートにフルーツやホイップやチョコを巻いて生春巻きクレープが作れます!
いよいよ接遇の会の開宴です。まずは3人のゼミ長からお世話になった方々に向けてご挨拶!
お客様、石ゼミ4年や新石ゼミ2年も加わって石ゼミポーズで記念写真!
宴が始まりました。前期に制作したカプレーゼは豆腐と大葉で和風アレンジ。金閣には味噌スープを盛り付け、温かいスープでおもてなし。エッフェル塔は紅白の小玉おむすびで東京タワーに、五輪の皿は美味しい具材が並びます。
作品制作での苦労話しや訪れた際の思い出話しに花が咲きます。
後期の接遇の会はスイーツがメインです。女性だけではなく男性にも人気で、可愛いスイーツはあっという間になくなっていきます。自分でアレンジして作るのも楽しいですね。
楽しい時間はあっという間に過ぎ、いよいよお開きの時間です。ゼミ長達からの感謝の言葉があり、最後は気合の入った一本締めで締めくくりました。お世話になった職人やまちこうばの方々、先輩、後輩、助手さんや先生方。接遇の会にお越しいただきましてありがとうございました!