「川口金属×石田ゼミ」報告③

4月に始動した川口プロジェクトも年が明け佳境を迎えています。個人作品のブラッシュアップに加え、ゼミ全員で取り組んでいるグループ作品は川口のまちこうばに数日お邪魔して、夜遅くまで自らの手で仕上げていきます。
加工の指示、カラー出力、バリ取り、バイブレーションなどの表面加工、全て自分たちで行います。アナログからデジタルの最新技術まで、扱い方を学ぶとても貴重な体験です。職人の技術には全く及びませんが、まちこうばの皆さんのご協力で段々と形になってきました。春休み中ですが石田ゼミはまだまだフル稼働真っ只中です!

3月8日(水)から3月12日(日)まで行われる「川口まちこうば芸術祭」が晴れの舞台、お披露目の本番です。クリエーターと共に学生作品も出品します、ぜひ会場にお越しください!               石田

今までの川口プロジェクト報告はこちらから↓
工場見学
報告①
報告②

1/5スケールのラフ模型
子どもが使うサイズ感を確認して高さ設定を行います
自分たちのデザインを社会で活躍するクリエーターやまちこうばの方達にプレゼンテーション!
紙の1/5スケールの模型を見せて説明します
こちらは工場にお邪魔して作業をしている風景です(新光ステンレス研磨さん)
雫のバリをひとつひとつ丁寧にルーターで取っていきます、終わる気がしないぐらい数多くの雫が…
お客さんが直接触るパーツなので丁寧に仕上げます
こちらはベースパーツ、ステンレスの表面にバイブレーションをかけて雨模様を表現していきます。
バイブレーションは金属の表面に傷をつけて柄にするものです。エレベーターなどで見かけることがあります。
ベースになる雨の波紋部分が完成です!
こちらは雫の表面に色をのせていく作業です。色のデータを作ります
大学で学んだパソコンスキルが活きています
綺麗なグラデーションがプリントできました!
こちらは柄付きの金属にグラデーションをプリントしました、美しい!
雲の形の上部のパーツの加工です
こちらは雲のパーツを指定のアールに曲げていただいてるところ(フジテックさん)
職人さんがジグに当ててアールを精密に合わせているところ
こちらは指定した図から、部材カットする前のCAD図
学生の図面をベースにまちこうばの方が描いてくれた制作図
姿が見えてきました!あと少し、ラストスパートで頑張ります!

「川口まちこうば芸術祭2023」のご案内は改めてしますが、
3/8〜3/12 に開催します!

公式HPはこちら

ぜひ皆さんに会場に訪れて頂いて、成果を見て欲しいです!